弊社の基幹となる測量。現在の状況や境界標の位置を測ることはもちろん、高さも測量することで、後の設計に必要な情報を正確に図化してまとめていきます。
私たちが測量する現場は現在の状態であり、その土地の過去の状態を測量することはできません。
その為、役所等に保管してある過去の資料を調査し、測量したデータを基に、現地の境界標の妥当性などをあらゆる角度から検証を行います。
境界の検討を行うにあたっては、本来の筆界がどこであったのかをより正確な形で提言することで、皆様の大切な財産を未来に向けて明確化することのお手伝いをしていきます。
それには誤差論に関する知識や見解を常に意識しながら現場作業、編集を行うことが、測量士としての専門性だと考えています。
斜面地や、不整形地等、建物を築造するには困難な土地も、造成工事を行うことで、見違えるようにきれいで平らな造成地に変わります。
その工事を行う基となる土地の設計が弊社のもう一つの基幹事業です。正確な測量データを基に隣接地との高低差や工事の施工性、見栄え等を考慮し、道路形状や、上下水道、擁壁等、多岐にわたる造成工事に係る設計を行っていきます。
その際、規模や地域に応じて官公庁と協議を行い、許可を取得しないと工事ができないことがあります。そのような役所との手続きも、経験やノウハウから担当者との迅速かつ的確な打ち合わせが行えるのも弊社の強みです。
皆様がお住まいの土地や建物といった不動産は、登記記録として法務局に保管されています。
原則として土地一筆につき一個、建物一棟につき一個の登記記録が存在しますが、その一個の登記記録は大きく分けて2つの情報で成り立っています。
一つ目は面積や用途など、どのような物件かといった不動産の情報、二つ目は誰が所有しているかなどの権利に関する情報です。
いずれの登記記録の変更や作成も本人以外では有資格者が代理で行え、不動産の情報は土地家屋調査士、権利に関する情報は司法書士がその手続きを行うことができます。
弊社は土地家屋調査士事務所を併設しており、皆様の土地の登記情報を変更したり、建物を新築、解体した際に発生する登記手続きに関してお手伝いをさせて頂きます。
具体的には土地分筆登記、地目変更登記、建物表題登記、建物滅失登記などがあります。
それぞれの物件は一つとして同じものはない為、一件一件丁寧に現地調査、資料調査を行います。
その結果を基に、皆様が最終的に不動産をどうしたいか、といったご要望に合わせて、最適な手続き方法をご提案させていただき、適切に登記記録を作成いたします。